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お坊ちゃまin Britain

ジェーン・オースティンという作家はこの国においては
なんというか女子+文学的男子必携作家です。
日本で言うと陸奥A子か田淵由美子の70年代の漫画かな。
基本的には男女が恋をし誤解がもつれたのがほどけて
主に男の親類の反対もあるけど大団円というだけの話なんで、
私は大好きですが、これだけ少女漫画モードの作家が持ち上げられてる
この国不思議だなと。まあそう言っちゃえばブロンテだってハーディだって
要素だけもってくれば昼メロとか火サスなんで構成や文章力の問題なんですが。
あとサブキャラがリアルにイキイキしてるのが凄いんですね。
『高慢と偏見』のママとかダーシーの伯母とか…
去年か一昨年日本でも『プライドと偏見』が公開されましたよね。
『ブリジット・ジョーンズの日記』(一本目)も元ネタは同じ本です。(作者が公言している)

映画だけでなくテレビでもしょっちゅうドラマ化されてます。忠臣蔵レベルです。
一昨年は民放で4作品一気にやったし、今年はBBCで大河ドラマ位の鳴り物入りで一本。
で、ファンだからちょこちょこ観ます(衣装もかわいいんだ)。

この作家はWヒロインが割と多くて、
メインのヒロインの相手:背が高くてハンサムで大体黒っぽい髪の金持ち
(トール・ダーク・ハンサム・リッチというのは現代もロマンス小説のヒーローの四大要素)
何か傲慢だったり後ろ暗い秘密がありげだったり他の女のひっかかりがあったりする

メインのヒロインは大概ツンデレで早とちりで口が悪いです。こう書くとほんと少女漫画だ。

メインのヒロインにちょっかい出すヒーローのライバルは大体口がうまいけれど
高潔さに欠ける格好だけの空っぽ男。

で、サブのヒロインは概ね優しく忍耐強く慎み深く善意に溢れておとなしめの美貌。

サブヒロインの相手は背が高くヒーローよりちょっと落ちるけどお金持ちで金髪でやや気が弱くて優しくて人の言うことに左右されがちで連絡がマメでない(ここ大事。そのためサブヒロインは一度は「私振られたんだわー」という事態になる)天然系。

という類型において、サブヒロインの相手(ヒロイン一人のときはこういう人がヒーローにもなる。『ノーサンガー・アベイ』や『説得』)の役者さんはいかにもお育ちと人が良さそうなおっとり坊ちゃんという人が出てきます。そして皆なんとなく鳳長太郎を思い出させるのでした。そっか長太郎ってジェーン・オースティンの描くサブ王子さまっぽいんだ。
で、メイン王子様は跡部っぽい、こともあります(『高慢と偏見』とかね)

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2008.11.03 | Comments(0) | Trackback(0) | Tennis

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