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スローボートから漕ぎ出せ

イングランド僻地に住む日本人が中国産製品を締め出すと、お箸な食卓にするのに
・豪儀にコストをかけてロンドンから日本産製品をお取り寄せ
・醤油(国産大豆使用)とかつをぶしと昆布(とその他乾物)を駆使して現地の食材で突っ張る
の二択を迫られます。
その上現在ダイエット続行中の相方、人生の食事の回数は決まっているのにマズイものわざわざ食べたくない私としては、諦めて現地の民と同じものを食べるという選択も論外です。
例:砂糖を入れて薄めたケチャップで煮た豆(ベークドビーンズ)
粉でどろりとした塩味の濃縮コンソメのようなものをぶっかけたバサバサロースト肉
色が抜けるほど茹でた野菜
ポテチを挟んだ食パン
つなぎがたっぷりのふにゅふにゅヒキニクを丸めたもの←ソーセージというらしい
油がしたたる白身という以外正体不明の揚げ魚
ひたすらカレー粉が効いたカレー料理
ただ牛ヒキを丸めたガヂガヂハンバーグ
歯が立たない筋を秘めたベーコンの塊(ガモン)
酵母で出来た海苔の佃煮状のペースト(マーマイト)
脂の旨みというものを捨象したステーキ
糖分が脳天に落雷するようなぼそぼそケーキ

でも、揚げ芋と焼き芋(ジャケットポテト)はちょっと、おいしいです。この国に留学に来た日本人は芋に縋って膨張するか、芋をも拒んでやせ細るからしいですが、私前者だろうなあ。ホームステイしたら。


で、頼みの綱のチャイニーズ・グローサリーでももう中国産以外のものしか買えないのですが先日ヨーロッパのどっかで栽培というニラがあったので買って来てニラレバしました。ニラレバ、日本のラーメン屋さんだと安いけど結構手がかかるんで、ラーメン屋さん偉い。ラーメン屋さんで食べたこと無いですが。
昔赤坂近辺で勤めてたとき、繁華街に遠くて外食は忙しなかったのでよく売りにくるお弁当屋さんを利用していました。温かいお弁当をワゴンでもってきてくれます。顔なじみになったおじさんが、「おねえさん今日は疲れた顔してるからこれにしなよ!」と勧めてくれて初めて(実家の母は作ったことがなかったので)レバニラというのを食べて結構おいしいものだなと…食後の歯磨きだけでは不安で午後じゅう粒ミント食べるはめになりましたが。

でもこういう障害が起こるとアドレナリンが沸くたちなので、最初大袈裟に言うほど悲観はしておりません。ミステリーは、条件の槍衾の中で物語を構築する点、立地条件や施主の注文や建築基準の狭間で苦悩する建築家と共通する想像力を要求される、と誰か言っていましたが、毎日クリエイティビティを要求される(日本はじめ食を割と大事にする国の主婦って、下手すると7種のメニューで一週間を廻してそれを50週位続けるこの国の平均的主婦よりずーーーっと、大変だって、なんちゃっての私でも思います)家族の食事つくりというのは、アンリミテッドに時間や費用や好き嫌いなど抜きでやれといわれるより、何か制限がある方がこうトコロテンの原理というか、アイデアがぎゅっと、押し出されてくるという気もします。私も独りごはんを作っていた時期、祖父の食事の面倒を見ていた時期、相方に供給している現状、とありますが、やっぱり誰か自分以外の人間に食べさせるんじゃないと頑張りきれないです。自分を丁寧にもてなし続けるきれいな暮らしをしている人って本当に素晴らしい。それも外食じゃなく。
というわけで(脈絡はありませんが)今日は先日作ったギョウザを半分冷凍しといたのを使ってギョウザ鍋です。ちょっと晴れたけど空気は冷たく、家の中でフリース着てる陽気なので…葱(リーク)と、青梗菜と、戻した干し椎茸(日本産)と一緒にチキンスープで煮てポン酢で。
それから、やはりまとめ作りしといた炒り豆腐と、タラモサラタ(市販)とレタス。

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2007.07.22 | Comments(0) | Trackback(0) | Daily

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